風と踊ろう
心も体も内側からしなやかにして踊ろう
子育て

鬼になって遊ぼう!2月の親子

「うわっはっはっはっはっは~~。」

と声を出しながら、横隔膜を揺する運動、通称『悪魔の笑い声』が子どもたちは大好きです!

『風と踊ろう』のレッスンでは、牛やカラスやオオカミの遠吠えなど、たくさん声を出しながらのウォーミングアップがあります。

「あっかんべ~😝」と言いながらの喉ほぐしも好きですが、この悪魔の笑い声になると、みんながぜん張り切って、超特大の声で「うわっはっはっはっはっ~~。」とやりだします。

どうしてだと思いますか?

強い者へのあこがれ?

自分はこんなに強いんだぞー!!と見せたい?

大きな声を出せる爽快感?

きっと、全部でしょうねぇ。

 

子どもたちに、「豆まきをした?」と尋ねると、

「うん、でも泣いた。怖かった。」

「今年は泣かんやった!」

「鬼やっつけたよー!」

などと、一生懸命その時のことを話してくれます。

怖い!と必死で逃げたり、必死で豆を投げつけたり・・・。

必死になる体験って大切ですよね。

そして、やっつけた後の満足感!

小さくても、自分にこんなすごい力があったと知る誇らしさ。

日本の素敵な伝統行事ですね。

 

この素晴らしい体験をもう一度、親子遊びでやってみませんか?

豆まきはもう終わったので、今度はこどものとも傑作集『だいくとおにろく』の絵本を使って遊びたいと思います。

この絵本には、豆まきとはまた別の楽しさがあります。

鬼の名前を当てるなんて、できるかしら?

鬼は好物の目玉を食べる前の楽しみとして、自分の名前を当てさせます。

鬼は自分の名前なんか当たりっこない!と、面白がっているのですが・・・。

 

どこに自分を救うヒントがあるか、アンテナを張っておく大切さ。

怖がらずに向かっていって、鬼から上手く逃げられた達成感。

物語から、学ぶ知恵があります。

 

さあ、絵本の登場人物、だいくとおにろくになって、遊んでみましょう。

絵本の読み聞かせで、イメージの世界を楽しむとは異なって、全身を使って、声を出して演じると、絵本が立体になってきます。

そこには、自分で表現をする楽しさがあります。

遊んだあとは、絵や感想文で、また別の表現をしてみませんか?

その表現にお返事いたします。

インプットだけでなく、アウトプットできるようになりたいですね。

 

親子で心も体もぽっかぽかになる親子遊び

*日時 2月19日(日)10:00~11:00

*場所 自由ヶ丘コミュニティーセンター和室

*参加費 1家族1000円(要予約)

 

一緒に鬼になって遊べるのを楽しみにしています。

 

ABOUT ME
大塚 祐三子
風と踊ろう代表。外での野外ダンス、創作ダンス、マタニティ、大人の表現活動などの舞台をやっています。