風と踊ろう
心も体も内側からしなやかにして踊ろう
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体で感じる力をつける ~50を過ぎてもしなやかに踊るために~

ハワイのお土産にいただいたマカデミアンナッツチョコレートのパッケージがかわいくて、飾りました。

この自転車の写真立てもお気に入りで、いつも後ろの背景をサイクリングする気分になって楽しいのですが、今回は自転車のサーファーとまるでハワイの海岸沿いの道をすれ違うようではありませんか!?

これを見ながら、わくわくしていたら、近いうちに南の島のリゾートへ行けるかも!?

主人はハワイのスピリチュアルスポットへ行ってみたいそう。

そこもいいけど、私はアジアがいいかな・・・?

家族で行ったベトナムの海もよかったよ。

地引網や珍しいかごの船での魚とり。

ヤシの木はやっぱり、別世界を感じさせます。

リスがちょろちょろよじ登っていましたね。

水際へ行って、海と空だけになると、どこも一緒のような気もしてきますが・・・。

 

そのくらい宗像の海はきれいだと思います。

先日も浜辺を歩いて夏を先取りしてきました。

水もそんなに冷たくなくて、「泳げるんじゃない?」とそんな気もしたのですが、泳ぐのは梅雨の晴れ間の暑~い日にとっておきましょう。

 

パンツをくるくるたくし上げ、じゃぶじゃぶしながら波辺を歩きました。

足の指も、手の指と同じように使えるように、一本一本しっかり砂浜をつかんで、蹴ることを意識して歩きました。

 

海に来ると、パワーが入りますよね。

広い空と海。

波の音。

繰り返し、繰り返し聞いていると瞑想状態に。

足の裏に感じる砂。

歩くときはいつも裸足でも大丈夫な道だったらいいのにな。

光。

波がゆらゆらと美しい光を作ってくれます。

風。

海の匂い。

つつつつつ・・・・と、浜辺をかける鳥。

トビも優雅に飛んでいます。

ウミガメがいまにも現れそうな気がします。

 

イルカだって、呼んだら来てくれそうな気がします。

イルカと泳ぐのが夢なんです。

海で泳いで、イルカ来ないかな~っと思っていたら、イルカがやってきて、一緒にすいすい泳ぐのです。

その時は、私もイルカみたいにぐんぐん速く泳げるんです。

夢ではよくそうしているところを見るんですけど、まだ、水族館でなでたくらい。

 

ところで、みなさんは、体のどんな感覚がやってきて、鋭いでしょうか?

視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚・・・。

 

私は触覚かな?

服を選ぶときに最も重要なことは肌触り。

天然素材で、最近は特にふわっと柔らかく包まれる感じのものがいいです。

 

触覚というよりも、体の感じる力でしょうか?

 

イメージトレーニングをすると、よくわかるのですが、例えば海の底へ沈んでいくようなイメトレをすると、体が重~くなって沈んでいく感じがとても心地よいのです。

いっぱいの光に包まれるときも、もちろん美しい光にも癒されるのですが、体が温かくふわ~っと溶け出し光と一体となるような感覚も好きです。

イルカと泳ぐときは、水をグングン進んで行くからだの感じ、イルカのつるつるの体の感覚をしっかり感じます。

 

踊りをするには、この感覚が鋭いことは、とても大切です。

 

体のどこを使っているのか。

どこが伸びているのか。

どんな感じがするのか。

 

私が大切にしているのは、体が気持ちいいように動くこと。

とくに丹田が気持ちいいのが大切です。

なぜなら、手も足も丹田から順番にのびのびのび~と伸びていくからです。

 

そして、手先、足先から、まだまだその先までも感じます。

伸び続けて、どんどん広がる感じです。

エネルギーを感じると言った方がいいでしょうか?

体の中を気持ちよく、エネルギーが通り抜けるように踊れるといいですよね。

 

その感覚をしっかり養うには、どうしたらいいでしょうか?

 

体を内側からしっかり柔らかくすることが大切です。

固い体では、感じることはできません。

中には、痛みを感じないほど固めてしまっている方もいらっしゃいます。

怒っていたり、心配事があっても、体は固くなります。

だからこそ必要不可欠な心ほぐし、体ほぐしです。

 

ストレッチをするにしても、体の中身が固いままでは伸びることができません。

 

以前の私がそうでした。

一応ベターっとは開脚もできたし、足も高く上げることはできていたけど、内臓はカチカチで、体は冷え冷えで、肌の乾燥もひどく、とにかく力で踊っていました。

力まかせに脚を上げ、力まかせに跳ぶ!

で、あちこち痛い。

 

だからまずやったのは、とにかくほぐして間違って使っていた固い筋肉をほぐして落とすこと。

その筋肉があると、正しい体の使い方はできないと教えていただき、何とかしたいの一心で、しばらく期間はかかりましたが、体の大改造をしました。

あのまま踊っていたら、あちこち痛めて大変だったと思います。

気づけば冷えも乾燥も、そんなに気にならなくなっていました。(脂肪があまりないので、寒いのは寒いのですが・・・。)

 

なによりうれしいのは、のびやかに気持ちよく踊れるようになったこと。

 

50才を過ぎて、跳んだり跳ねたり自由に踊れるのっていいでしょう?

この心ほぐし、体ほぐしでもって、しなやかなシニアのダンサーもたくさん増えたらいいな~。

しなやかな体で、いっぱいの気持ちいいを感じて、しなやかに生きてきたい・・・と思っています。

 

ABOUT ME
大塚 祐三子
風と踊ろう代表。外での野外ダンス、創作ダンス、マタニティ、大人の表現活動などの舞台をやっています。