『さくらまつり』のご報告
平成30年度宗像市文化芸術活動事業補助金の助成をいただき、『歌って踊って演じて春を感じるさくらまつり』を行いましたので、そのご報告をさせていただきます。
8月 大人の表現活動を9月より開始するため、チラシを作成。宗像市内の小中学校、回覧板、コミセン便り等で告知を始める。
9月 毎月第1、第3水曜日10:00~11:30 自由ヶ丘地区コミュニティーセンター和室で活動を開始。
活動内容 ボデイートークによる体ほぐし、発声練習をし、朗読、歌、踊りの練習。
11月 舞台の会場となる宗像市宮田の貴船神社で初の野外練習。
12月 風と踊ろうの保護者の参加希望が増え、子どもたちの練習に加わる。
1月 『さくらまつり参加者募集』のチラシを作成。宗像市内の小中学校、幼稚園、保育園等へ配布。
3月 現地での合同練習、生演奏をしてくださったイクリさんとのリハーサル2回を経て、『さくらまつり』を実施。
平成31年3月31日(日)11:00~12:00 『さくらまつり』を実施。 観覧無料
プログラム 1.ダンス 春がいっぱい!
歌 「春が来た」
2.「ふんわりハート」でぽかぽかに 観客に声を出して動いてもらいボデイートークを体験してもらう。
3. 朗読 「くまさん」
4. ミュージカル「白雪姫」より
ミュージカルミニ体験。 「ふんわりハート」を使いながら、「わたしは白雪姫」のセリフを観客と練習。
5. 朗読 「子どもが笑うと」
6. 歌 「花の街」
7. ダンス 「リボンの踊り」
8. ダンス 「さくらさくら」
9. みんなで歌って踊ろう 「ふるさと」 出演者、観客が一緒になって神社いっぱいに広がり、ふるさとを歌い、踊る。
観覧者数 約160名
出演者 大人 15名
子ども 13名
事業の内容及び実績
大人も子どもも一緒になって、舞台へ向かって、体作りをし、練習を重ねた。
どのようにしたら、たくさんの方に参加してもらい、楽しんでもらえるか、みんなで考えながら舞台作りをすることができた。
事業の効果
大人15名が参加。表現活動には参加してきたが、舞台には都合で参加できなかった人もいた。
本番では160名近いお客様に来ていただき、満開の桜の下,生演奏で、いっしょに歌や踊りを参加し、楽しんでいただくことができた。
今後の課題
野外で行うための音響機器がないので、ミュージカルなどの声が聞きとりにくい。
今回はわかりにくい場所で、駐車場からの距離もあったので、次回はわかりやすく来場しやすい場所を検討する。
来場者アンケートより
生演奏でのダンス、とても素敵でした。みんな本当に楽しそうに踊っていて、たくさん元気をもらえました。
美しい満開の桜に囲まれて、かわいらしく、美しい踊りに音楽、すばらしかったです。
心が洗われ、明日への希望がわいてきました。最高でした。ありがとうございました。
自然の中で舞台を楽しめてよかったです。
生演奏はやっぱりいいですね。孫ががんばっている姿を見て感動しました。
満開の桜の下出のびのびと演じる様を見て、楽しいひとときでした。
思えば30年近く前、劇団の一員として、ユリックスや学校神社お寺でパフォーマンスしていた若かりし頃を
懐かしく思い出しました。有難うございました。
さくらまつりは素晴らしい時間でした。
まず、受付でカイロまでご用意してもらって感動!
会場に着いて桜に感激!
皆さんが自然の中に溶け込んで表現している姿に笑顔。
心が温かくなり涙が出ました。
みんなで踊って、衣装を着けた小さなダンサーと手をつないだ時、カイロであったかい私の手に比べてその手の冷たかったこと。
でも、とても楽しそうに体全体でしなやかに、のびやかに表現していました。
参加させてもらって感謝です。
ありがとうございました。
良かった点は最初にホッカイロのサービスがあった事。
あとは参加型だった事。
会場全体で表現していてダイナミックで楽しかった!
ちょっと残念だったのが、みんな前を向いてて楽器の演奏しているところがあんまり見れなかった事かな~なんか後ろ向くのが申し訳なくて。
演奏ブースが前方が前だともっと素敵だったと思う。
ミュージカルのセリフを言ったり、初めての人と手をつないだり、ストレスになるようなことは避けた方がいいと思う。
子どもだけもいいけど、大人が入ると締まってよかった。
桜の木の下での踊りと二胡の演奏もとてもよかった。
今回は大人も参加だったので、ここまでみんなで合わせて仕上げるのは大変だったろうと思いました。
特にミュージカルの泣く場面は、みんなのタイミングがぴったり合っていてよかったです。
衣装も演出も春らしく、趣向を凝らしていて、生演奏も気持ちよく,いい舞台だったと思います。
出演者の感想
今回は大人の参加者が増え、とても楽しかったです。この年になると新しい友達ができる機会も少なくなってくる中で、舞台を通して同世代のママ達、また、10才、20才、30才、それ以上も年の離れた方隊、また子どもたち(出演者同士だけでなく、裏方で力を発揮してくれた方々とも)ギュギュ~と距離を縮められた経験はかけがえのないものでした。そして幅広い年齢のみんなが「これが上手になりたい」など、個々の目標は違えども、最終的に『さくらまつり』当日に向かって一生懸命になった体験は、私の人生に彩りや感動をありがとう与えてくれました。
本番が終わり、当日の写真を見ると、「あちゃ~」の自分の姿にがっかりもありましたが、「次はもっと!」と終わったばかりなのに、ワクワクでいっぱいになりました。
写真は一瞬を切り取ったものですが、ミュージカルの写真はどれも素晴らしかったと思います。うさぎはうさぎらしく、鳥は鳥らしく、小人は小人らしく喜ぶ写真、全力で喧嘩をする小人とそれを困った表情でとめる動物たちの写真・・・どの一瞬にも短い練習期間の中で、みんなが一生懸命考えて、演じた姿が写っていて感動でいっぱいになりました。ボデイートークのミュージカルで、本当のセリフ(演技)と言われますが、それは「自分が感動するセリフ(演技)」なのかなと感じています。どの役のどのセリフにも、どの動きにも感動があるから、何の役でも、たとえセリフノートパソコンない役でも、舞台に立った一人一人が主役になれるのかなと思います。
踊りはもちろん(?!)、演技も歌も上手じゃない私が、演じる中で涙がでるほどに感動するのは、ボデイートークが基本の本当の表現を教えていただけているからかなと思います。今回も一緒に感動させていただき、本当にありがとうございました。
今回、親子で「さくらまつり」に参加しました。初めは軽い気持ちで参加して、子供が主役になって踊って、私はオマケ、程度で考えていたのですが、本番が近づくにつれ、舞台の完成度を上げるために、大人の方が本気になっていました。みんなで振り付けや表現の仕方を教えあったり、本番に向けて、モチベーションを上げていくというところが、学生時代の部活動のような気持ちでした(笑)
お客様の前で踊ったり歌ったり、初めての事で、最初は照れもあって、全力でできなかったけれど、本番では振り切って踊る事ができて、とても楽しかったです。
5歳の娘も今回の舞台に出演したことで、本当に大きく成長しました。私も出演するため、本番でも練習でも、甘える相手がいない状況で、自分で振り付けやフォーメーションを覚え、年上のお姉さん達に必死についていく、泣き言を言わない姿は、尊敬と感動を覚えました。
大塚先生は、もちろん厳しく指導されることもあるのですが、最大限子どもたちのオリジナリティを大切にされています。
自由に、自分の中から生まれる表現を追求し、より高めるためにバレエの基礎を練習し、身体をしなやかに保つためにからだほぐしをしてくださいます。
とても良いお教室に出会えたなと、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、この出会いを大切に、続けていきたいと思います。
祐三子先生、お疲れさまでございました。
たくさんたくさんのお心配りに感謝申し上げます。
チラシの絵、まるで万葉集にでてくる女人たちのような雰囲気で素敵でした。
プログラム、よくまとめられていて、過不足なくぴったり一時間お見事!みんなの踊りを離れて見守る祐三子先生の姿が心に残ります。
桜と一緒に踊る・・・これは奇跡のようなこと!
寒くて開かなければ困る。桜が咲いても雨が降ったら、とても無理。3月31日は貴船神社の神様のご加護でしょう。やさしいピンクの花々咲き誇り、春をうたってくれました。
みんなの願いが届いたのですね。
イクリさんたちの演奏も暖かく、風と踊ろうにぴったり寄り添ってくださいました。
どれほど助けられたことでしょう。
ありがたかったです。
さくらまつりは、様々な年代の人々と一緒に作り上げるということでした。
私自身孫よりも小さな子どもたちと手をつなぎ歌い踊ることができました。
踊っているとき、手を空へ上げたら青空が輝いていました。
柔らかな地面には、たんぽぽやスミレが咲いていました。
70歳を過ぎても、心や体が喜ぶことができる。それは宝のような気がします。しなやかに生きていけるという事は本当にうれしいことです。
シニアのみなさ~ん、整骨院へ行くよりも風と踊りましょう!