ダンサーズ・ダイエット

この体重は、22歳から、あまり変化していません。

21歳でオーストラリアへ半年滞在しているときに5キロも増えて、落とすのに苦労したので、【体重が増えたら落とすのは大変】というのが、身に沁みたからでしょうか?それ以後は、そうならないように気を付けています。

 

よく、「食べても太らないんでしょう?」

と、聞かれますが、そんなことはありません。

食べたらちゃんと太るし、必要のないところにお肉がついて、重くて踊れなくなってしまいます。

 

踊っているから、重くて跳べない!というのはすぐに感じるし、大きな鏡をいつも目の前にしているので、体のラインの崩れにもすぐ気づくというのはあります。

体をよくゆすって中身をしなやかにしていると、いろんなことをはっきり感じられます。

逆を言うと、体を固めていると、体は固くなっていることにも気づかず、いろんなところについた脂肪も無視しているかもしれません。

やはり、自分の体をしっかり見つめ、感じ、ケアするという姿勢が大切です。

 

『風と踊ろう』が取り入れている、ボディートークは声を出しながら、体をゆすったり、たたいたりして、体中の血液や体液、神経の通り、ホルモン分泌もよくするので、しなやかな体つくりに大いに役立っていますが、体重がどうのこうのというよりも、見た目がすっきりと美しい筋肉がついて、しなやかでのびやかに動けているというのが大切です。

 

私はバレエの基礎練習よりもまず、ボデイートークの体ほぐしを毎日せっせと行っております。

そのおかげで53歳の今でも、跳んだり回ったり自由に踊ることができています。

体の中は水袋で、どこにも固いところがないようにして、初めてストレッチや体幹トレーニングの効果が出てきます。

 

 

もちろん、食べ物にも気をつけます。

高校、大学と陸上部で中距離選手だった私は、女子選手はよく悩まされる貧血でした。

我が家の鉄吸収を助けてくれるお気に入りの道具がこれ!

冬になると、朝ごはんの前にストーブをつけて、それにこれを乗せます。

軽く炒ったいりこ、なかなかいけます。

 

基本的にあまりお肉は食べません。

グリーンコープで豚肉か鶏肉を一週間に一パックずつ、たまにウインナーを買うことも。

魚もいりこ、ちりめん、イワシくらいかな?

小さなものを食べてます。

 

朝ごはんは必ず、ご飯とお味噌汁。

ご飯だけでも栄養が取れるように、無農薬玄米を5分づきにしてます。

タンパク質不足にならないよう、納豆、豆類はよく食べます。

 

お昼は娘や主人のお弁当と同じもの。

おかずが3種類が基本です。

娘や主人は肉が食べたい人なので、同じ料理でも、娘たちの上にはお肉を目立つように乗せますが、私のは豆腐が入ってるといった具合です。

 

私は基本、ベジタリアン食でOK.

インドで3週間ベジタリアン食で過ごして、体が軽くなったのが心地よく、一緒に行った友達とその後もしばらくベジタリアンで過ごしました。

でも、それでは、なかなか不便なので、まあ、なるべくお野菜中心で・・・くらいに落ち着いています。

なので、基本、野菜ばっかり。

 

肉の代わりに、豆、豆腐、豆乳、チーズ、おから、納豆などはよく使います。

 

スープ類もよく作ります。

お腹も心もあったかいスープって満たされるので、好きです。

 

あと、心がけているのは、なるべく家庭菜園をがんばる!

しょっちゅう季節に遅れて、植えそこなったりがあるのですが、今の季節は大根、ねぎ、春菊、レタス、ブロッコリー、ピース類が育っています。

無農薬で採りたて新鮮!って大事でしょ!

野菜のパワーが違います。

 

むくまないように塩分の取りすぎにも気を付けます。

野菜のうまみが引き出せるよう、重ね煮をしたり、干したり、美味しいだしをとったりもします。

畑からとってくる香味野菜も活躍です。

 

なんて、理想も含めて書いておりますが、私だって甘いものは大好き。

舞台の後なんて、いっぱい食べてしまいます。

普段はなるべく少なくするようにしていますが、甘いものってなんておいしいのでしょう!

我慢をするのは難しい!

なので、なるべく芋とかあんことかバナナ、栗などで、カロリーの高いものは取らないようにしています。

だからこそ、特別のお菓子は幸せです。

 

 

ダンサーもそうでない方も、基本は同じだと思います。

動物のように、動いて、自分で食べ物を見つけて、食べて、寝る。

自然とあまり離れない生活をすることで、健やかな毎日が過ごせると思います。

自然と離れると、ストレスが多くなって、甘いものが食べたくなったり、ジャンクフードが食べたくなったりしませんか?

動物である自分を忘れずにいるといいですね。

 

未分類

前の記事

2019年の抱負