五月病を予防するおうち時間
ゴールデンウィークが終わると、気になってくる”五月病”。
我が家の大学1年生も、初めての寮生活大丈夫かなぁ~と思っていたら、退寮!
なんと、コロナ感染者が増えてきて、健康観察エリアという所らしく、しばらくは自宅からオンラインレッスンだそうです。
まあ、一月でも寮生活できて、新しい友達もできて、部活も数回できただけ良しとするしかないですよね。
寮生活もなかなか気を遣い、大変そうです。
食事も共同で作っているらしく、家の食事とはかなり異なり、戸惑う事も多いそう。
「健康的な食事だ!」
と何度も言いながら、我が家の野菜ばっかの食事を喜んでいるようです。
丁度いい時期に、栄養補給と休養ができてよかったんじゃないでしょうか?
長女は就活真っ只中で、超忙しいらしく、電話で話すと声がトゲトゲ!
忙しすぎてバイトもできないみたいです。
そんな中、東京へ行く旅費やら、テストを受けるための画材やら、なにやらかにやらお金も大変です。
ついうっかり、私もその声のトゲトゲにイラっとしてしまって、文句を言いたくなるけれど、ここはぶるっと体をふるって、娘を温かく包む声で、少しでも娘の息が楽になるようにしなくては!
大変な状況をそのままにしておくと、だれでも体や心の不調を感じることでしょう。
感じていればまだいいのですが、ひどくなりすぎると首や肩がガチガチでも気づかない…なんてことにもなりかねません。
ひどくなるまえに、予防して、元気な毎日が送れるヒントとなればうれしいです。
五月病の症状
やる気がでない。
朝起きれない。
食欲がない。
情緒不安定。
頭が痛い。
体がだるい。
眠れない。
学校や会社に行きたくない。
五月病というほどでなくても、気になる症状があれば、早目に対処したいですね。
五月病の原因
ストレス。
緊張。
不安。
気遣い。
新しい環境になれようと、毎日必死で過ごしてきて、頭も体もカチカチに。
その上、コロナ下の不安もプラス。
ストレス発散ができない。
五月病の症状改善するためのおうち時間のヒント
1.体ほぐし心ほぐし
自分を赤ちゃんだと思って、よしよしと温かい手で、なでたり温めたり優しくゆすったりしてあげましょう。
小さく丸くなってモゾモゾするだけでも、体の中が温まり、充電できますよ。
外でいっぱいがんばったら、しっかり充電しないと、がんばり続けられません。
自分で自分を元気にできるのが基本ですが、誰かの手があるとずいぶん助けられます。
我が家は寝る前に必ず家族で体ほぐしをします。
温かい手で触ってもらえるだけで、気持ちいいし、安心します。
体がほぐしながら、
「わぁ~、いっぱい気遣いしてるね~!」
「だってしょうがないじゃん。」
「気、遣うよね~。」
なんて話をしながら、どんどんほぐれていくのです。
これがあると睡眠の質が確実によくなります。
是非、寝る前の心地よいコミュニケーションの時間としてください。
2.雑巾がけ
体を動かすことは、とても大切です。
人ごみを避けて、ウォ―キングをされる方も多いと思います。
自然の中で、美しい景色を見ながらいい気分転換にもなりますね。
私がおすすめしたい運動は、雑巾がけ。
いつも支えている重たい頭をぶらぶらさげて、おなかもぶらぶらさせながら、おうちをきれいにしてみませんか?
背骨もよく揺れて自律神経も整い、内臓もよくゆれて消化排泄もよくなります。
腕を横に動かすと、脇がほぐれ息が楽になります。
お尻を上げて、前進していくと、かなりの運動量になります。
足の裏や指一本一本の筋肉をしっかり使いながら、蹴っていきます。
この姿勢をしていると、野生の本能が活性化してくるような気がします。
くれぐれも首をぶらぶらにすることをお忘れなく!
3.声を出す
オオカミの遠吠えなんかは、体の中心がお掃除されてとても気持ちがいいのですし、カラスの鳴き声も頭がスッキリしてとても気持ちがいいです。
でも、そんな大声出してたら恥ずかしい!?
牛の声も、スマホ疲れの目にいいんですよね。
動物の声なんて、初めての方にはハードルが高いでしょうか?
好きな歌でもハミングでもいいんです。
声を出すことで、呼気からもいらないものが排出されますし、息が楽になります。
ご機嫌な歌声やハミングを聞いていたら、周りの人もご機嫌が伝わります。
絵本や詩の朗読もお勧めです。
登場人物になりきって、セリフをいうと、普段は言えない、言わないような言葉を発することができて、そんなことでストレス発散もできたりします。
著者や詩人の感性が、声を出すことによってよりよく伝わります。
さら~っと黙読していただけでは、気づかなかった発見もあります。
新たな視点が入ってくるのは、うれしいです。
イメージも広がって、自分で作りだせ、時代も飛び越えるバーチャルトリップというところでしょうか?
4.土や水に触れる
特にスマホやパソコンを使った後は、帯電しているので、それを流すという意味でも、心がけてみてください。
料理をする。
皿を洗う。
草抜きをする。
野菜や花の世話をする。
キーボードをたたいて固くなった指や首が、柔らかいものに触れ、だんだん五感がオープンになってきて、自分らしくなっていきます。
5.書く
自分を客観視するためにいろんなリストを書きだす。
日記を書く。
ブログやインスタに投稿する。
例えば20年後の自分の夢を書いて、そのために今日何をするかを書く。
表現の喜びって大切です。
そしてそれが誰かに喜ばれたり、役に立つことのとてもうれしいです。
書くことで新たなアイデアが湧いてきます。
書くことで、やりたいこと、やらねばならないことがはっきりして、行動に結びついていきます。
とくに夢は写真などを活用して、それを見ながら夢が叶ったところを想像して、毎日わくわくしていたいですね。
6.好きなことをたっぷりする
私が好きな事はやっぱり踊る事です。
音楽をかけながら、自由に体が動くままに踊るのが大好き。
自然の中で、風や鳥の声を聞きながら踊るのも好き。
レッスンで教えるのも大好き。
舞台で踊るのは最高に好き!
踊れてしあわせ!
生きてて動けて音が聞けてしあわせ!
みんなと踊れてうれしい!
みなさんのだ~い好きをたくさんしてくださいね。