5月の親子遊び キリンになって遊ぼう!後日作文指導も。
文を書くことは好きですか?
私は小さいころから、お人形遊びが大好きでした。
お話を作って、妹に
「『○○○○』と言って!」
と頼んで、(命令して?)遊んでいました。
小学生のころは、漫画家になりたいと思って、漫画を一生懸命書いていました。
でも、どうしても女の子みたいな男の子しか書けなくて挫折。
赤毛のアンに夢中になり、アンみたいに小説を書こう!と、アンのようにいっぱい空想を楽しんでいました。
だから、作文は大好き!
エッセイを書いて本に載せていただいたり、弁論大会で県代表になったり、俳句や詩も作っていますので、そろそろどこかに投稿してみたいと思っています。
『風と踊ろう』の舞台にストーリー性を持たせているのも、お話作りが好きだからかもしれません。
私がダンスをするきっかけになったのも、ジェスチャーゲームの問題として書いた短い文が先生の目に留まり、
「こんな感性の子と一緒に踊りたい。」
と思って誘っていただいたと後になって知りました。
バレエ、ダンスは総合芸術なので、踊ることだけでなく、色んな分野の芸術的センスを磨いてほしいと思っています。
私が今学んでいるボディートークの朗読も、言葉のセンス、音へ対する感覚、文章の構成、何より作家、詩人の感性を学べて楽しくてたまりません。
朗読をすると、作品が生き生きと輝き立体になって、魅力倍増するのです。
子ども達といっしょに、そんな時間を持ちたい!と考えて『親子あそび』を企画しています。
今回はまどみちおさんの『きりん』を読みたいと思います。
ぼくときりんの心の交流。
言葉はないんだけれど、お互いに『ぴかっ!』とくる瞬間。
『世界中がしーんとしちゃう』瞬間を遊びながら体感してみましょう。
肩車してもらって、背の高いきりんになって、見渡してみよう。
いつものわらべうたや手品もあります。
そして、そのあと、私と交換日記とかお手紙のやり取りしてみませんか?
『親子あそび』
日時 5月16日(日)10:00~11:00
場所 メイトム宗像 1階和室
対象 2才以上
参加費 1家族1000円
ご予約 090-1920-4554(大塚)
kazetoodorou05@gmail.com
コロナ感染症対策として、完全予約制です。
検温をして、マスク着用でお越しください。
*後日、ご希望の方には、『親子あそび』でやった内容についての感想文やお手紙を書いていただきましたら、お返事をさせていただきます。子ども達が書くことが好きになるお手伝いができたらうれしいです。
なぜか夏休みとかの宿題の作文や読書感想文などの宿題が減ってきているようです。
学校では「書く」時間がたっぷりあるのでしょうか?
これからの社会、どんどん自分の意見を表現していかなくてはなりません。
外国の方はどんどん発言をするのに、日本人はなかなか発言できない・・・という現象もあるようです。これは語学だけの問題ではないと思います。
とはいえ、私も小学生のころは「全く発言をしようとしない」と、通信簿に書かれていたので、発言できない気持ちはよくわかります。
言えないから「書いた」というのはあります。
それにしても、作文は苦手、書くのが苦手という人が多いのが気になります。
どうやったら書くのが好きになるかを考えてみました。
作文が上手になるコツ
1.声に出していい作品を読む
黙読でも、本を読むこと自体、とても大切です。
いい文章を読んでなくて、いい文が書けるわけがありません。
でも、やはり声に出して、情景をイメージして、登場人物になりきって、声を出して読んでほしいのです。
声に出すと、発見がたくさんあります。
特に詩や俳句は音を大切に作っています。
棒読みではもったいない!
気持ちを込めて、一つ一つの言葉の持つイメージを大切に読んでみてください。
2.書いてみよう!褒めてみよう!
読みっぱなしにならないように、一緒に絵本を読んだらそのあと、お話をしたり、それについて書いたりするといいですね。
日常生活では、毎日同じような会話になりがちです。
本を読むことで、たくさんの言葉に触れ、違う世界を知り、色んな事を考え、意見を言ってみる。
子どもの言う事を興味深く聞いて、感心してあげてください。
自分の思ったことを
「なるほど~そんな風に思ったんだね~。」
「そんなこと思いつかなかったよ。」
「面白い所に気づいたね。」
なんて聞いてもらえたら、子どもは誇らしいことでしょう。
そしてさらに、
「どうしてそう思ったの?」
「この後、どうなると思う?」
「○○ちゃんだったら、どうする?」
などなどの質問で、内容をふくらませてあげてください。
深く物事を考えられるようになっていきます。
読んだ本のノートを作るのもお勧めです。
気に入ったシーンの絵を描いたり、コメントを書いたり、続きの物語を作ったり・・・。
作文指導となると、つい添削をしてしまいがちですが、まずはいっぱいいいところほめるところからスタートです。
だれだって、せっかく書いたものにケチをつけられたらいやなもの。
書くことが大好きになるまでは、書いた内容に感心して、感動してあげてください。
実際子どもの視点やアイデアって本当に素晴らしい!
感動することがたくさんあります。
親子で感動を増やす遊びができますね。
3.発信してみよう!
今は簡単にSNSで、表現ができる時代です。
描いた絵をインスタに載せたり、声に出してみて、誰かにコメントをしてもらえたらうれしいですよね。
まずは得意なところから。
自分の想い、アイデア、意見を表現するのって楽しい!という事を知ってもらいたいです。
このような読んだり、書いたり、表現したりの体験はダンスにも大いに生かされます。
さらに色んな分野の学びにも役立つことでしょう。
毎日の生活がもっとたのしくなることにもつながります。
ぜひ、挑戦してみてください。
来月は6月20日(日)
カタツムリになって遊びます。