風と踊ろう
心も体も内側からしなやかにして踊ろう
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ふわふわ歩いて、ふんわり触れて、ふわぁっと踊る! 2024の目標

年末に図書館で森下洋子さん自伝が目に留まりました。

25年前に、「今見ておかなくっちゃ、もう見れないかも!」と思って、赤ちゃんだった娘を預けて舞台を観に行きました。

今どうされているのだろう?と気になりながら本をめくると、なんと74歳で現役で主役を踊られているとのこと!!!

年齢を重ねても、尚、華のある美しい姿。

すごい!

驚きとともに、とてもうれしく、その原動力は何か⁈知りたくて、夢中で読みました。

本のタイトルは『平和と美の使者として』。

そのタイトル通り、人生をバレエに捧げられている熱い想いが綴られています。

インタビューの一部を抜粋します。

”終わりがありませんね。毎日、レッスンでみんなと一緒にバレエをやっていられることへの感謝があります。ただただひたむきに、目の前の自分のなすべき「お仕事」に手形が付くぐらい打ち込み、精魂込めて働き尽くす。それがこの世に人類の一員として生んでいただいた人の使命。すごくありがたいと思う。そういうごく当たり前のことを積み重ねて、1年365日地球が回って1年が過ぎていく。ものすごく幸せな人生を歩ませてもらっているなと思うんですよ。”

”多くの人の幸せのために、自己を投げだすことができる、そういうところが、プリマとして必要なことだと思います。”

森下さんのバレエの向き合い方、情熱に感動し、25年前の感動がよみがえってきました。

 

私も、もう一段想いを深くして、還暦を前にする体と向き合い、踊れることへ感謝して、今年もまた舞台へと向かって行こうと決意を新たにしました。

 

今年は満月と踊りたい!

11月16日(土)の満月とともに、舞台をする予定です。

沈む夕陽、昇る月、を背景に、地球に生きている不思議さ、喜びを表現します。

早速1月の満月から、場所の下見を始めます。

今から10か月、アイデアを出し、創作していきます。

美しい月との舞台を、どうぞ楽しみにしていてください。

 

『風と踊ろう』のメンバーと

私たちならではの舞台をするときに、やはり『ボディートーク』の体ほぐし、心ほぐし、様々な表現方法がかかせません。

全員が一つにまとまって、しなやかで温かく美しい、みなさんの心にずっと残る舞台を目指します。

レッスンで、もっと『ボディートーク』を取り入れ、伝え、理解を深めていただき、いつでもどこでも実践することによって、よりしなやかな体、豊かな表現力を身に着けていただけるようレッスンしていきます。

 

私自身のケア

森下さんのように長く踊りたい!

踊るのが大好きなんです。

もっと丁寧に自分の身体や生活に向き合わなくてはならない年齢になってきました。

『ボディートーク』を学び直し、毎日のこまめな体ほぐし、発声練習、朗読、歌の表現を深めていきます。

そのための合言葉が”ふわふわ歩き、ふんわり触れて、ふわぁっと踊る”です。

呪文のように唱えながら、ふわふわと柔らかい足で歩き、ふんわりと大切に人の命に触れ、優しく丁寧に踊りたいです。

 

今年も熱い想いで踊ります。

どうぞよろしくお願いいたします。

ABOUT ME
大塚 祐三子
風と踊ろう代表。外での野外ダンス、創作ダンス、マタニティ、大人の表現活動などの舞台をやっています。