風と踊ろう
心も体も内側からしなやかにして踊ろう
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多様な表現力をつけよう!

『桜との思い出』を募集しているのを、たまたまテレビで見て、3年前に『風と踊ろう』が開催した”桜まつり”のことをメールしました。

色んな桜との思い出はありますが、満開の桜の下での舞台、最高の思い出です。

 

数日後、お電話をいただき、『風と踊ろう』の活動のことをお伝えし、取材が始まりました。

『桜まつり』のことは結局取り上げられなかったのですが、毎年行っている『桜と踊ろう!』の様子や普段の活動、私のダンスや想いなどを美しい釣川の桜とともにまとめて放送していただきました。

取材を受けていて、ダンスを始めてから今までの、積み重ねを改めて感じました。

もう30年ほど前から、毎年1回が精一杯ですが、舞台へ向けて全力で向かった日々。

舞台をする場所探しから始まり、どうやったら、この場所を生かせるか、お客様に喜んでいただけるか、楽しんでいただけるか、試行錯誤をしながらの練習。

もっと言えば、ダンスを始めたかったけれど始められなかった小学生のころからの「踊りたい!」という気持ちのふくらみから、今の私のダンスへの想いを振り返ることができました。

ありがたいことに、『風と踊ろう』のホームページやYouTube、私のnoteまで、しっかり見てくださって、本当に丁寧に取材をしてくださいました。

この度の放送を見て、改めて感じた多様な表現の大切さをまとめてみます。

 

1.想いを伝える

「こうなったら、いいなぁ。」「わたしはこう思う。」「それは違うと思う。」

心に湧き上がった想いは、誰かに伝えていますか?

黙っていては、なかなかわかりません。

『風と踊ろう』では、色々質問します。

「今日、何かいいことありましたか?」

「踊りたい曲があったら、教えてね。」

「次の舞台はどんなをしたい?」

レッスンの感想や新年の目標も。

声に出すことで、自分の気持ちもはっきりわかるし、目標へもしっかり向かって進めます。

今は恥ずかしがりやの子も、将来、大勢の人の前でプレゼンをするようになるかもしれません。その小さな一歩を作っていきたいです。

 

2.文章にする。

ずっと書きためていた記事を読んでいただき、私たちの活動に興味を持っていただいたからこそ、こんな風に映像を作っていただけたのだと思います。

日頃、考えていることを文章にまとめていたので、様々な質問が来たときに、スムーズに答えられることにつながりました。

常に発信していこうという姿勢も大切です。

舞台は受け身では作れません。

積極的に、伝えたいものがよりよく伝わるように、工夫をする必要があります。

ダンスとは関係なさそうですが、文章にまとめて、発信をしてきたという経験が大いに役立ちました。

 

いい文章や詩、俳句などに親しみ、その感想などを絵や言葉にしてもらう活動もしています。

 

 

3.声を出して、読む、歌う

朗読のレッスンで、先生から、

「人と会う前は、発声練習をしていますか?」

「毎日、発声練習をしていますか?」

と聞かれます。

基本はやはり柔らかく穏やかで温かな声です。

そのためには、柔らかく温かでしなやかな体作りが必要です。

『風と踊ろう』のレッスンでは、ウォーミングアップでは様々な声を出していきます。

基本はあくびをするような「ふわあ~。」という声。他にも、オオカミや牛などの動物の声。

でも、大きくなると少し恥ずかしさが出るのか、小さな声になってしまいますね。

私自身は毎日、自分で自分をほぐしていますし、家族にもほぐしてもらったり、ほぐしたり、そして発声練習をしています。

私の声を聞いた人が安心してくれたらいいなぁ~と。

まだまだ、息は長く続かないし、声が固くなってしまうこともありますが、それでも、朗読を始めたころとは雲泥の差の声になりました。

私の『声に癒される』という言葉も時々いただくようになりました。

毎日、毎日使う声。

さらに磨きをかけていきたいです。

朗読や歌の練習は、それを全身で行うことによって、様々な息の変化を表現する練習になり、体や心もほぐれていきます。

しかもその表現力は、ダンスでもしっかり活かされるのです。

 

このように、ダンス以外の表現をすることが、色んな場面で役立つことにつながります。

これからも、多様な表現力を身に着けてもらえるような活動をしていきたいと思っています。

 

 

ABOUT ME
大塚 祐三子
風と踊ろう代表。外での野外ダンス、創作ダンス、マタニティ、大人の表現活動などの舞台をやっています。