風と踊ろう
心も体も内側からしなやかにして踊ろう
バレエ

液体、気体の体を作ろう!

『風と踊ろう』の次の舞台は9月23日(祝)のことりミュージック・フェスタです。

先日のユリックスでの野外ステージで行った作品を、ホール用に変更して作り直しています。ユリックスでの広い空間から、四角い屋内の空間へと変わります。風が踊らせてくれた衣装は自分たちで踊らせます。美しい夕焼けは、照明へと変わります。コロナ禍で、ずっとホールでのステージがなかったので、初めてホールで踊るというメンバーがたくさんいます。

様々な変更の中、メンバー一同さらによくなるようにと、色々と練り上げています。

 

海の世界の創作ダンスを踊るのですが、体を液体、気体にして踊りたいと思って練習しています。

自分の体を固体と思っているか、自由に形を変えられる液体と思っているか、周りの空気と溶け合う気体と思っているかで、動きが大きく変わります。

日頃から体の内側からしなやかに動かすことができるように、体ほぐし心ほぐしを必ずしています。背骨の一本一本がどの方向にもなめらかに動いてほしいです。

四つん這いになったり、開脚して座った状態で、ゆらゆらゆらゆら、波が背中を下から上に上がってくるように揺らします。二人組になって前の人が眠るようにして、後ろの人の動きに任せるのも気持ちがいいです。

水の中で手を動かすのは、お風呂に入った時の宿題にしています。空気の中でも、あたかも水の中で動いているかのように踊らなければなりません。

液体や気体の体は、簡単にはできません。

毎日、色んな事で固くなる体。

忙しかったり、悲しかったり、イライラしたり、そんなことでも体は固くなってしまいます。

心や体のしこりを、毎日せっせとほぐして、柔らかい体を手に入れてください。

副交感神経優位の状態で30分以上すると効果が大きいです。

そうすると、声も柔らかく温かくなっていきます。

毎日、使う声。聞く人を穏やかな気持ちにさせる声だといいですね。

 

そんな声や体を作りたいと、毎月第3日曜『親子遊び』と『体ほぐし』をしています。

歌ったり、絵本を読んだりしながら、声や体をたっぷり使い、頭と心と体をすっきりほぐし、安心して自分らしく表現できる時間です。

今月は宮沢賢治の『やまなし』を読みます。

美しい水の底の世界に浸りながら、ゆらゆらと体を動かしてみませんか?

日時 9月18日(日)10:00~11:00

場所 自由ヶ丘コミュニティーセンター和室

参加費 1家族1000円

*前日までに要予約。検温をして、マスク着用でお越しください。

11:10~12:10の体ほぐしを追加料金なしで続けて受けることもできます。

 

宮沢賢治の美しい夢のような青い幻燈を一緒に楽しみましょう。

ABOUT ME
大塚 祐三子
風と踊ろう代表。外での野外ダンス、創作ダンス、マタニティ、大人の表現活動などの舞台をやっています。